2歳の息子と登山をするのに登山用ベビーキャリアを買うか迷って、結局普通の抱っこ紐(モンベルのポケッタブルベビーキャリア)で登ったよ!結果的に普段用の抱っこ紐でよかった。登山用のベビーキャリアを買うか迷ってる人は参考にしてみてね!
小さい子との登山、子供をおんぶして登山できる専用のリュックを買うか迷いますよね。
私の場合、登山用品店で試着してみたけど重いし結構なお値段なので、とりあえず普段用の抱っこ紐で登ることに。
結果的にとってもよかったです。
今回は登山用のベビーキャリアの購入を検討している人に向けてお届けします。
私自身が登山用ベビーキャリアを買うためにリサーチしたことや、実際に普段用の抱っこ紐でおんぶして登山した経験をもとに、登山用ベビーキャリアが必要かどうか判断できるように書いていくのでぜひ最後まで読んでみてください。
モンベルのベビーキャリアで登山!登山用じゃなくて普段用で登ってみた
では親子3人で登山用ベビーキャリアではなく、モンベルの普段用のポケッタブルベビーキャリアで登山した感想を紹介していきます。
日光白根山に親子3人で登山
親子登山をしたのは9月上旬の日光白根山。
息子は2歳、体重15kg弱です。
モンベルのポケッタブルベビーキャリアは背中にフィットするので安定感がありました。
ただ、15kg弱の息子を背負って坂道を登ったり、段差を上がるには重い。
私も少し背負って登ってみたけど、思ったより登れるかもって思った!
ザレ場・ガレ場・岩場は身軽な方がいい
当然だけど、ガレ場など危険度が増すところでは身軽なほうがいいです。
特に岩場を降りるときに背中をこすりそうなことがあったので、背中に背負うものはコンパクトなほうがいい。
日光白根山の場合、岩場といっても斜面向きになって降りるほどの岩場ではないです。
だから普通に階段を降りるみたいに降りたくなるけど、そのときに背中の荷物が大きいと結構大変だと感じました。
また、背中の荷物が大きいとバランスを崩したときに危険だし、万が一転んで子供が頭を打ったりしたら大変。
ほんと登るのが大変なところだと、背中に背負うものはコンパクトな方がいいよ!
登山用で登る人も何組か
登山用のベビーキャリアで登ってる人も何組か見ました。
背負われてる子はご機嫌そうでしたよ!
服装からしてよく登山をしていそうなファミリーだったので、何回か使う機会があったら迷わず買えるんだろうなと。
パパがベビーキャリア、ママも登山用のリュックでがっつり荷物を背負っていました。
登山用ベビーキャリアだと本格的に「登山」って感じが出てたよ!!
普段用なら寝てもフードで頭を支えられる
普段用のポケッタブルベビーキャリアはフードつきだから、子供が寝ちゃったときに頭を支えられるのがよかったです。
親が急な坂を苦戦して登っている間に、息子は山頂まですやすや。
登山用のベビーキャリアは頭を支えるフードがないものがほとんど。
頭が固定できたから、急な斜面でも息子を気にせずに登れました。
フード付きの抱っこ紐持ってる人は身軽に登れる以外にも寝ちゃったときのメリットも!
普段用の抱っこ紐でおんぶして登山するのはあり
普段用のポケッタブルベビーキャリアで登山した感想は「全然あり!」ということ。
今回は夫が息子を背負い、私が荷物を背負うという役割分担ができました。
同じように役割を分けられるなら、登山用ベビーキャリアより大人が動きやすくなる普段用の抱っこ紐でおんぶするほうが安全。
我が家はもしまた登山することがあっても、登山用ベビーキャリアは買わない可能性大。
もし登山用ベビーキャリアが必要そうだったら買わずにレンタルかな
モンベルのベビーキャリアで登山用と普段用の比較とメリットデメリット
ここではモンベルの登山用ベビーキャリアと普段用のポケッタブルベビーキャリアを比較してみて、登山用と普段用どっちのベビーキャリアが登山向きか考えてみます。
それぞれメリットデメリットがあります。
モンベル以外のメーカーのベビーキャリアを検討している人も参考になると思うのでぜひ読み進めてみてください。
価格
値段 | |
登山用 | ¥24,640(税込) |
普段用 | ¥7,920(税込) |
モンベルの場合、値段は登山用のほうが高いですね。
とはいえ、他のメーカーの登山用ベビーキャリアと比較するとモンベルのベビーキャリアは安い!!
モンベルの登山用ベビーキャリアはコスパがいいっていう口コミがちょこちょこ見られます。
たとえば人気ベビーキャリアのOSPREYのポコLTと比べてみてください。
10万円近くするベビーキャリアもある中、モンベルはかなりチャレンジしやすい値段。
わが家は9万円のベビーキャリアを試着したけど、何回使うかわからないものに9万円は出せなかった泣
重さ
重さ | |
登山用 | 2.35kg |
普段用 | 372g |
ベビーキャリアのみの重さは当然登山用が圧倒的に重いです。
モンベルの登山用ベビーキャリアは他メーカーの登山用ベビーキャリアの軽量モデルと比較すると同じくらいの重さ。
たとえばOSPREYのポコLTは2.31kg。deuterのキッドコンフォートアクティブは2.68kg。
背負ったときの重さはもちろん、持ち歩きの重さを考えると2kgでも結構な重さですね。
登山用ベビーキャリアだと絶対的に重くなるよね
背負った子供の位置と重さの体感
子供の位置 | |
登山用 | 頭と同じくらいまで |
普段用 | 背中あたり |
背負ったときの子供の位置にも違いが。
登山用は背負う人の頭と同じくらいの高さ、普段用は高くなって肩の位置くらい。
登山用は子供の位置が高いから、子供も前の景色が見えて楽しめそう!
さらに、重心が上になると登山用ベビーキャリアのほうが軽く感じるはず。
だけど、ベビーキャリア本体の重さがあるから重心が高くても子供だけ背負うときよりは重く感じます。
モンベルじゃないメーカーの登山用ベビーキャリアを試着したときの印象だと、ベビーキャリアの重さが影響して普段用でおんぶするより重かった。
身軽さ
身軽さ | |
登山用 | △ |
普段用 | ◯ |
身軽に動けるのは普段用!
登山用ベビーキャリアは重いし、背中に背負うもの全体の容積も大きくなるから身動きは取りにくい。
登山に慣れてない人は動きやすいほうが安心。
初登山とかだったら迷わず普段用抱っこ紐でおんぶを勧めます!
収納力
容量 | |
登山用 | 26L |
普段用 | ポケットに少し |
いうまでもなく、収納力については圧倒的に登山用。
モンベルの普段用ポケッタブルベビーキャリアは抱っこ紐の背中のポケットに少し薄いものが入るだけ。
荷物も一緒に背負うなら登山用一択。
荷物と子供を1人で担当するなら登山用ベビーキャリアで!体の前に荷物または子供を抱っこするのは、足元が見えなくて危険だよ!!
使用期間
対象年齢 | |
登山用 | 生後9ヶ月くらいから3歳くらい |
普段用 | 腰がすわってから(6カ月位)~15kg(36カ月位)※おんぶ時 |
身長 | 体重 | |
登山用 | 90cmまで | 9~16kg |
普段用 | ー | 15kg |
モンベルの登山用ベビーキャリアは体重16kgまで。
普段用のポケッタブルベビーキャリアでおんぶできるのが15kgまでだから、登山用の方が長く使えます。
ただ、他メーカーの登山用ベビーキャリアと比べるとちょっと短い。
たとえば軽量モデルの登山用ベビーキャリアと比較すると、OSPREYのポコLTは18kgまで。
普段は歩ける子でも、登山の急斜面や岩場は未就学児くらいまでの小さい子供が自分の力で登り切れる可能性は低いです。
そのときに大人が腕で抱っこして登るのは危険なので、背負えるものは準備したいところ。
普段用のベビーキャリアは商品によって対象体重に差があります。
お手持ちの抱っこ紐がすでに対象体重をオーバーしていたら、登山用ベビーキャリアを1個持ってもいいかも。
保育園児くらいまでは大人が背負って登ってあげないと厳しい場所があるよ!
登山用ベビーキャリアのメリットデメリットまとめ
荷物と子供を一緒に背負える
高い位置で子供の視界がさえぎられにくく、子供も景色を十分楽しめる
身動きが取りにくい
登山用ベビーキャリアは荷物と子供を一緒に背負えるのが最大のメリット。
でもその分背中に背負うものが大きくなるから、急な坂や岩場でバランスを崩すと危険になるデメリットもあります。
登山に慣れてる人じゃないと結構きついと思います。
自分自身が「登れる」かってすごく大事!!
普段用ベビーキャリアのメリットデメリットまとめ
安定感があって急な崖でも身動きが取りやすい
荷物を背負えない
普段用のポケッタブルベビーキャリアで登山する最大のメリットは、安定感があって急な崖でも身動きが取りやすいこと。
反対に、普段用のポケッタブルベビーキャリアで登山する最大のデメリットは、荷物が一緒に背負えないこと。
あまり登山に慣れてない人は荷物と子供を一緒に背負えるメリットより、安全に登りやすいってことを優先してほしいです。
それからモンベルのポケッタブルベビーキャリアの場合、対象が体重15kgまでなので背負えなくなっちゃう子もたくさんいること。
ポケッタブルベビーキャリアはコンパクトになる分、強度面でもあまり大きい子は背負えない。他のメーカーの抱っこ紐なら対象体重が重いものもあるよ!
モンベルの抱っこ紐、どっちで登山する?条件別の選び方
ここからは、メリットデメリットを踏まえて、登山用ベビーキャリアと普段用抱っこ紐のどっちで登山するかの選びかたを提案します。
子供の体重で使用できるかどうか
まず絶対条件は子供の体重が使用可能体重以下かということ。
モンベルでいうと、登山用なら16kg以下、普段用なら15kg以下。
16kgもオーバーするなら他メーカーのベビーキャリアにしましょう。
もしくは普段用抱っこ紐で体重が重くても背負えるものに。
普段用だとたとえばエルゴ OMNI Breezeが20kgまでだよ!
子供と荷物を背負う人で分担できるかどうか
子供を背負う人と荷物を背負う人で分担できるなら、普段用のポケッタブルベビーキャリアをおすすめします。
荷物の量がそんなに多くないなら、荷物は1人が背負ってもう1人は子供を背負うことに専念したほうが安全。
きっとこの記事を読んでくれているあなたは、そんなに長時間子供を連れて登山をしないのではと思います。
だったら普段用のポケッタブルベビーキャリアで十分。
身軽に行きましょう。
反対に、1人で子供も荷物もって状況なら登山用ベビーキャリアで!
子供を背負いながら荷物を入れたリュックをお腹側に持つのは絶対NGです。
足元が見えないのは本当に危険だからやめてください。
子供を背負う人と荷物を背負う人を分けられるなら、普段用の抱っこ紐でおんぶするのがおすすめ!
何度も子供と登山する予定があるかどうか
あとは、何度も子供を連れて登山をする可能性が高いなら登山用のベビーキャリアを買っちゃってもいいですよね。
だけど試しに1回行ってみようかな、くらいだったら買うのはもったいない。
せめてレンタルにしましょう。
たとえばベビーレンタっていうベビー用品のレンタルショップで貸し出しがあります。
ベビーレンタはモンベル以外の登山用ベビーキャリアのレンタルもあるから、高価格帯のベビーキャリアを使ってみたい人も要チェック!
>>ベビーレンタでベビーキャリアのレンタル情報を確認するならここから
特にお子さんがまだ小さくて長く使えそうなら買っちゃってもいいね!
モンベルのベビーキャリアどこで買う?
やっぱりちゃんと登山用のベビーキャリアで登りたいって思った人は買いかたも確認しましょう。
Amazonや楽天、ヤフーショッピング
Amazonや楽天、ヤフーショッピングユーザーさんには残念だけど、モンベルのベビーキャリアは登山用も普段用もAmazon楽天ヤフーショッピングでの取扱がありません。
メルカリにはあったので、中古でもよければメルカリやラクマなどのフリマアプリで探してみてもよさそう。
レンタルはもったいないって感じたらメルカリで探してみよう!
モンベル実店舗や公式オンラインショップ
新品を買うなら、モンベル実店舗やモンベルの公式オンラインショップで買うのが一番確実。
登山用と普段用で迷ってたら、モンベル実店舗で試着してみるのがベスト!!
ただ近くの店舗には在庫がない可能性も。
もし行ってみて在庫がないならオンラインショップで注文するのに切り替えるのもあり。
試着してみて背負えそうか確認してみよう
登山用品店
登山用品店でもベビーキャリアの取り扱いがあります。
登山用品店なら他メーカーもものもあるから、比較して決められるメリットも。
他メーカーのものと比べて決めたい人は登山用品店へ!
登山用の中で比較したいなら登山用品店!
さいごに。モンベルのベビーキャリアで登山するなら、普段用も要検討!
以上、登山に登山用のベビーキャリアが必要か、普段用抱っこ紐で登山した体験をもとに検証しました。
何度も登山するなら登山用のベビーキャリアがあったほうが、荷物も一緒に背負えるしラクかも。
でも、試しに1回子供と登山してみよう!っていうくらいなら、普段用の抱っこ紐でおんぶして登ってみてから考えてみてください。
もちろん荷物と子供を分担できる場合は、です。
1人で荷物と子供を背負わなきゃいけないなら登山用ベビーキャリアで。
いきなり買うのはハードルが高ければレンタルもあり。
状況に合わせて検討してみてください。
\ 公式サイトでみてみる /
\ レンタルを検討してみる /